普及に関して思ったこと20101217-3

体験者を競技者にする、ということのヒントや成功例はやっぱり大学クラブを見ればいい。もちろん環境の違いはあるけど、使えるものは何でも吸収すればいい。

これは体験者を、だけでなく、新たにクラブに入ってきた人を、というときにも使える。
新しく大学クラブに入ってきた人に対して、何がされるか、何が用意されているか。まずは大学における場所が提供される。それは目に見えない的なものでもあり、部室のような眼に見えるものでもある。部室というかクラブハウスはあったらすごいいいけど、現実にはけっこう難しいよね。

で、大学のクラブって大概は合宿だの飲み会だのイベントがもう決まっていて、それを繰り返すだけでやることができてくる。レールがすでに敷かれているというわけ。レールがあって毎年同じことやるのでそれを催す方も楽。んで、まぁ同じ大学の人が多いので生活時間やリズム・都合がだいたい似ているから集まりやすい。社会人クラブだとそうは行かないよね。

なので、社会人クラブでもそういったレール(行事)を用意してあげれば、それに乗りやすい入りやすい。それに乗っかるだけの人ばかりでも困るんだけど、基本的にはそういう人のほうが多いから仕方ないと思えばいい。例えば僕の所属するみちの会は「何かを与えてくれるクラブではない、なにかやりたいことがあれば全力で支援はする。自分から楽しもうと思わないと楽しめない」クラブだと最初から言う。そういうのが嫌ならば(レールに乗りたいのならば)そういうクラブに行けばいいとも思う。

で、新人に対して重要だと思っているのは、彼らを主役にすること。新人を構わないで元々いる仲の良い人たちだけで固まっていると、新人はその輪の中に入るのはとてもとても難しい。そして距離を感じて、どんどん離れていってしまう。どんどん絡んで、クラブに馴染ませる努力というのは必要だと思う。

そうやって、体験者でもなんでも入って来た人に絡んで、馴染ませて、大会が終われば反省などのケアもやって、打ち解けさせる。そして話と共に情報を与える。それくらい構わないと体験者が愛好家へと変わるのは難しいと思う。

オリエンティアは(僕もそうだけど)自分好き好きな人が多く、身内受けが好きで、小さく固まろうとする人が多いと感じる。だからケアが疎かになり、自分でここまで這い上がって来いよ的な教育で成長を期待している。

でも多くの人は自分で何とかするよりもレールをそのまま進むほうが楽なので、そういう道を用意してあげることも重要だと思う。