ライバルとか選手の数とか

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 この間のインカレで、高野さんが勝って、それもけっこう差をつけて勝って、あぁ速くなったんだな、と思い浮かんだ。ロングの時も浮かんだかもしれないけど、そのときはもっと入賞レベルの話に興味なかったので。

 高野さんと直接知りあったのはたぶん2005年のJWOC関係。それまでも名前とか(その由来とか)は聞いてたけど。その後数年間JWOCに出続けていたけど、その間「成長しないなー」と思っていた。いや、背とかじゃなくてオリエンテーリングの実力的にね。高校生とか体力的にも伸び盛りなんだから、もっと伸びてもいいんじゃない?って。…体力的に伸び盛りって男子だけなのかな?ひょっとして。確かちゃんとトレーニングし始めたのもJWOC決まってからとか言ってた気がするし。

 僕の見た印象でいうと、いつもJWOCセレの時は頭1つ抜き出ている。そりゃあまだオリエンテーリング始めて1年の人と比べるのもおかしい、というくらい。でもそれが合宿しているうちに差はあっという間になくなって、みんな変わらないレベルになる。そして次の年、同じことが繰り返される。そういうのを見て「なかなか成長しないなー」と。

 でも多分、大学に入って伸びてきたんだと思う。予想通りではあるけれど、周りに同年代の競える相手ができたというのが大きいんだろう。それまでは高校に競争相手はいなかったし、競える相手が大学生とかもっと上の人だとやっぱりどこか外に感じると思う。やっぱり同年代の競える相手、ライバルってのは成長に必要なんだな。それも近くにいるといい。僕の世代で言えば筑波の高橋・篠原(96年入学)、上松・塩田(97年入学)、早稲田の紺野・安井(97年入学)とかか。大学が違っても小泉・加藤・許田の3K?最近で言えば角田・臼倉・幸村の岩手3人娘(最近…だよね?)、阿部・関谷・松永、そして椙山の青山・疋田などなど。まぁできれば同じ大学内にいるといつでも競えていいよね。

 ということは、高校女子だってもっと数がいれば競い合いが生まれて成長もするし、全体のレベルも上がる。それは大学やその上の世代にもいい影響は与えるんじゃないかな。数は力ってのは、個人競技にしても嘘じゃないと思う。僕も欲しかったなぁ、ちゃんと競い合い続けられるライバル。

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この記事を書いた人

静岡県静岡市清水区在住のウェブサイト運営者。ネット上ではc-miya、orefolderなどの名前で活動しています。

ストレスに弱いので、できるだけ好きなことだけをして生きたいと思いながら生活しています。「楽しい」が優先順位の一番上に来るようにしたいですね。

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