クロスカントリースキー体験

 この週末はオリエンテーリング的には関東リレーなのだが、取材対象としてならともかく、選手としては魅力を感じなくなってきた大会だった。それと重ねて、ちょうどスキーOの取材という用事ができたので、今回はスキーO挑戦という企画となった。

 といっても、まずスキーができない。スキー場に行ったのも20年位前に1,2回だけ。なのに、日曜にある2時間トライアルというイベントにも申し込むことに。つまり、1日目の目標はスキー板で滑れるように、せめて歩けるように、というもの。歩くことさえできれば、2時間トライアルで1周はできるだろう、と。

 期待と不安を抱きつつ、当日は…雨。ひどい。そして福島が近づくにつれ、それは雪となり、気づけば一面雪だらけの別世界。雨というトンネルを抜けて、まったく別の世界に来た、という印象。

 雨は無かったが、雪と風がひどく、ほかの人もこんなコンディションはそう無いと言っていた。そういえばハセツネに初出場したときも大雨で「これが最悪・底辺のコンディション」と言われた。そんな星のもとに生まれたのか、僕は。しかし、多少ふぶいているようなこんな景色こそ僕が想像する雪国の様子だったので、まぁそんなものか、と。写真で見るスキーOの様子は見事に晴れているんだけどね。

 そんなわけで翌日の受付を済ませていざ雪原へ。

 板を履き、本当に一から教えてもらう。最初の移動だけでも全然着いていけずゆっくりと進む。そしてスキーOナショナルチームの面々に交代交代で教えてもらう。おかげでダブルポールで進むこと・歩くこと・スケーティングのやり方は覚えることができた。実際のキモとなるスケーティングはうまくはできない。しかし、一応はわかって、某皆川さんは超えたと言われる。喜んでいいこと…だろう。まぁ、いっちょまえに滑ることができるにはやっぱり何日か練習が必要らしい。さすがに今回は時間が無さすぎ。

 教えてもらうとき、羽鳥家のさなもなも一緒だったのだが、この子達はもう何年もやっているので、当然僕の何倍もうまい。そして小っちゃくてコロコロしていて、あぁもう可愛いなコンチクショウ。

 林の中でのスキーもやって、それは選手たちの練習用だったけど、僕も回らせてもらった。堀江君が2分58秒くらいで、僕は歩いて転んでなんとかゴールして14分弱。10分以上は遅い。いや、完走できただけで立派だよ、きっと。ちなみにさなもなが僕のすぐ後ろをついてきて、うわすごいプレッシャー。彼女らも同コースを回ったけど、そのタイムは5分くらい。ほかの選手たちも素直にすごいと感心していた。

 練習後は高橋さんの実家へ。近くの温泉に行き、ご飯をご馳走になり、ワックスがけも体験させてもらい、お酒もいただき、YTプロダクツの靴下ももらい、夜には高橋さんのお父さんとけっこう話をした。ほぼタイマンで。そのITレベルの高さには驚いた。やっぱり凄いよ、この人。

 そんなわけで23時頃に就寝。寝ようとしたら頭の中に昼の練習の記憶と感覚がよみがえり、なんだか苦しんだ。あぁ…足が持ってかれるよぅ…。