心に影

 財政に暗雲が立ち込めてきて、心にも影がかかる。まぁいつものことだ。
僕は自分の声が嫌いだ。コンプレックスとなるくらいに。聞き取りにくいし、なんか嫌味な声だ。そして、自分の感情をちゃんと表してくれない。感情を込めて喜びを伝えても、怒りを出しても、相手には伝わらないようだ。
自分は気が利かない。他人に興味がないからだ。だから人のグラスが空いていても気づかないし、怪我や病気の人を見ても心配しない。「大丈夫?」と声をかけても、なんと白々しいことか。
さらに自分の感情すらも外にうまく出ていないようだ。昔のことだけど、ちょっとしたプレッシャーが終わって、解放されてヤッターっていうときに「大丈夫?すごい疲れた顔してるよ」て言われた。う〜ん、そうだね、疲れたからねー。とか答えたけど、何よりそういわれたことが心にグサリときた。

だからね、昔から人の姿と声とが欲しかったよ。声が素敵な人が好きだったよ。でもね、だからといって声と姿を隠せるネットに引きこもっているとかそういうわけじゃない。僕にとってネットはやっぱり信用ならないもの。アテにはしていない。やっぱりリアルにはかなわない。まぁ世界が違う(比べるものじゃない)っていうのもわかっている。だからね、いくら大会のページを作ったって、ウェブなんて能動的に見にいかなければ見ない、受動的なメディアなんだから。参加者を増やしたいのなら、リアルの世界でターゲットに直接アクセスすべき。能動的な広報をしなきゃ。もちろん、受動的なものも用意しておくのは前提。

 とりあえず、リアルにしろネットにしろ、自分を表現するのにこの身体や電脳空間はむしろ邪魔になっているんだよな。まぁ、一番の問題はやっぱり他人に興味が希薄というこの性格なんだろうけど。