サイトデザインの小さなこだわり

私が初めてhtmlと出会ったのは1997年のことでした。もう20年も前なんですね。それから今まで独学でhtmlやらcssやらサイトデザインやらを学んできました。そうなるとポリシーというか好き嫌いと言うかが出てきます。

使ってほしいものは「隠さない」

20年前からずっと守ってきた、なんてわけではないのですが、今の私がなるべく使わないようにしているテクニックがいくつかあります。例えばドロップダウンメニューやタブ切り替えがそれです。ハンバーガーメニューも(出始めた当初は物珍しさから使おうとしたり、残っているものもありますが)あまり好きではありません。

これは何故かと言うと、「見えないものは気づかれない、使われない」からです。

ドロップダウンメニューもタブ切り替えも、最初の状態では見えないところにコンテンツ(メニュー)が隠れています。技術や仕掛けとしては面白いのですが、今の私の考えではなるべく使いたくないものです。

見えなきゃ売れない

この考えの元となるのは、大学生時代にコンビニでバイトしていたときのこと。その店はバイトの人にもそれぞれ担当を持たせて発注業務なども任せていました。もちろんオーナーが手直ししてくれるんですけど、自分で売り場を考えるというのは貴重な経験でした。

そしてその時に学んだのは「けっきょく見えなきゃ売れない、売るにはまず見せること」でした。これはコンビニの商品の話ですが、その後の人生においても(特にデザイン関係で)役に立っていると思っています。使ってほしいのなら、隠さずに見えるところに置く、それが大事だと思っています。

誰がターゲットか

随分前に読んだものなので、今もそれが当てはまるのかは分かりませんが、こんな話を読んだことがあります。

インターネットの世界に不慣れな人というのは、何をどうすればどうなるという経験がない。わからないものは使わない。プルダウンメニューなどはクリックしないとメニューが現れません。でも「それをクリックするとメニューが出てくる」というのはパソコンを使う人が経験で学んだものです。使わない人にはわかりません。PC初心者はプルダウンをクリックしないんです。なので初心者向けのサイトに使わない方がいい。

サイトデザインする側の人は「分かってる人」です。最新の技術やしかけも「知って」います。だからそれを使ってしまいがちですが、それを知らない人には未知のものですし、よくわからないものは触らない、という人がいてもおかしくありません。ここ数年のことで言えば、フラットデザインではそれがボタンと認識できなくてクリック率がよろしくない、という話とも通じるものがあると思います。

そういうわけで、ある程度以上の知識がある人向けのページならいいですが、万人向けのページでは私はそういう技術をなるべく使わないようにしています。

結局は自己満足

まぁ、とは言っても結局は仕事ではないウェブ制作は単なる趣味です。なので別に自己満足できればいいと思っています。このブログだって第一の目的は自分の書きたいようにダラダラと考えずにバーっと書くことです。自己満でいいんです。

だから別にほかのブログでハンバーガーメニュー使ってもいいし、タブ切り替えがあってもいいです。でも、それでスッキリしたように見えて、実は大事なコンテンツを隠しているだけになっているかもしれませんよ?というのは頭の片隅に入れておいてもいいと思います。